任天堂Switch 2を購入してから数か月が経過し、「なんだかバッテリーの減りが早い気がする」「充電のタイミングはいつがいいのか」といった疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
Switch 2のバッテリー容量は5220mAhと、前世代機よりも大きくなっています。しかし、グラフィック性能の向上に伴い消費電力も大幅に増えたため、使い方によっては「バッテリーの持ちが悪い」と感じてしまうのは自然なことです。
特に、リチウムイオンバッテリーは充電サイクルや保管方法によって寿命が大きく左右されます。
この記事では、Switch 2のバッテリー寿命を最大限に延ばし、携帯モードでのプレイ時間を確保するために、すぐに実行できる設定対策と、最適な充電方法を完全ガイドとして解説します。
なぜSwitch 2はバッテリー持ちが「悪い」と感じるのか?
1時間くらいドラクエをプレイしました。
Switch2用で携帯モードで遊んでますが、バッテリーの減りが早すぎ💦
フル充電を90%に設定してますが、約1時間でバッテリー残量の警告⚠️が出た😰
コレってSwitch2だけ?#Switch2
#ドラゴンクエスト1
#ドラゴンクエスト2 pic.twitter.com/AKuKUnSDh9— エーリカ・ハルトマン (@mosyasuke55) October 30, 2025
Switch 2の公式発表によるバッテリー持続時間は約2時間~6.5時間です。前世代機(約4.5~9.0時間)と比較して、カタログスペック上の持続時間は短くなっています。
この持続時間の差は、単純にバッテリー容量が原因ではありません。以下の理由から、Switch 2は高負荷時に多くの電力を消費します。
- GPU/CPU性能の向上: 高画質なグラフィックや、一部タイトルでの高フレームレート動作を実現するため、チップセットの電力消費が増加しています。
- 高性能ディスプレイ: 高精細なディスプレイを駆動させるため、Switch 1よりも消費電力が高くなっています。
特にグラフィック負荷の高いゲームをプレイした場合、持続時間は2時間程度になるため、「持ちが悪い」と感じるのは、Switch 2の高性能化の裏返しであると理解しておきましょう。
寿命を延ばすための「設定」と「充電」の最適解
おはようございます☀
仕込みと仕入れで遅くなりました💦
昨日は待ちに待ったドラクエ1&2の発売日❗️朝からドラクエ1を遊びました。
Switch2ばんで遊んでましたが、Switch 2…やっぱりバッテリー消費が速い💦ローラ姫救出まで3回充電しましたわw
Switch版にすればよかったかな?
では今日もよろしく🤗 pic.twitter.com/2CGR2RQS0G— 萬ちゃん (@manpukupukupku1) October 31, 2025
リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばす基本は、「満充電(100%)または完全放電(0%)の状態を長時間放置しない」ことです。Switch 2で新たに追加された機能も含め、バッテリー寿命を延ばすための設定と充電方法を解説します。
最重要設定:90%充電停止機能(ドック派に推奨)
Switch 2から新たに追加された機能の中で、バッテリー寿命の管理に最も役立つのが「90%充電停止機能」です。
- 設定方法: 本体設定の「バッテリー」項目からONにできます。
- 機能のメリット: ドックに長時間接続してTVモードで遊ぶ場合、常に100%で充電され続ける状態を防ぎ、充電を90%でストップします。これにより、バッテリーの劣化を大幅に軽減できます。
ドックに接続したまま遊ぶことが多い人は、必ずこの機能をONにしておきましょう。
電力管理:節電優先モードの活用
バッテリー消費を抑える最も直接的な手段が、本体設定の「節電優先モード」の利用です。
- 設定効果: CPU/GPUの動作クロックを意図的に下げ、性能よりも消費電力を抑制することに重点を置きます。
- 推奨シチュエーション: プレイしているゲームがそれほど高負荷ではない場合(例:インディーズゲーム、パズルゲームなど)や、バッテリー残量が少ないが充電環境がない場合に有効です。
充電方法:適切なACアダプターの選び方
Switch 2を充電する際は、必ず純正ACアダプターを使用するのが最も安全です。純正以外の充電器を使う場合、必要な電力が供給されない、または過剰な電力が供給されるリスクがあります。
- 推奨仕様: USB-C PD(Power Delivery)規格に対応し、22.5W以上の出力が可能なACアダプターを選びましょう。
- 充電時間: スリープ状態から満充電まで、純正アダプターで約3時間が目安です。
携帯モードで遊ぶ時間を最大化する設定
バッテリー寿命を延ばすだけでなく、「今、手元にあるバッテリー残量で少しでも長く遊びたい」という場合に有効な設定を解説します。
- 画面輝度調整: 画面の明るさは、バッテリー消費に大きく影響します。本体設定で「明るさの自動調整」をOFFにし、手動で40%から60%程度に設定するだけで、持続時間が大幅に延びます。
- 動的リフレッシュレートの制限: 激しい動きのないゲームをプレイする場合、本体設定で動的リフレッシュレートを60Hz優先に設定することで、バッテリー消費を抑えられます。(ただし、フレームレートが重要なアクションゲームでは、この設定は推奨しません。)
- 通信機能の管理: * Wi-FiのOFF: 外出先などWi-Fiを使用しない環境では、機内モードまたはWi-Fi接続自体をOFFにすることで、通信のための電力消費を抑えられます。 * 自動アップデートの停止: バックグラウンドでの通信やアップデートを防ぎ、余計なバッテリー消費を回避できます。
「持ちが悪い/残量表示がおかしい」と感じたときの対処法
上記の設定を試しても「バッテリーの持ちが極端に悪い」と感じたり、残量表示が急に増減したりする場合があります。これはバッテリーの残量表示がズレている可能性があり、キャリブレーション(補正)が必要です。
バッテリー表示のリセット(キャリブレーション)手順
キャリブレーションは、残量表示を正確な状態に戻すための手順です。
- 手順1: ACアダプターを接続せずに、バッテリー残量がほとんどなくなるまでゲームをプレイします。
- 手順2: ホーム画面に戻り、本体の電源を完全にOFFにします(スリープではなく)。
- 手順3: 電源OFFの状態のまま、ACアダプターを接続し、4時間以上放置して満充電します。
- 手順4: その後、ACアダプターを抜いてから本体を起動します。
【重要】 ただし、リチウムイオンバッテリーは完全放電(残量0%)を意図的に繰り返すと劣化を早めてしまいます。このため、キャリブレーションは頻繁に行う必要はありません。残量表示が明らかに不正確な場合にのみ実施しましょう。
外出時のバッテリー対策:モバイルバッテリーの活用
Switch 2の持続時間を補うため、モバイルバッテリーは必須のアイテムです。
- 推奨容量: 10,000mAh以上の容量が必要です。
- 推奨出力: 必ずUSB-C PD対応で、22.5W以上の出力が可能なモデルを選びましょう。これにより、プレイ中も充電が減らない、または増える状態を維持できます。
バッテリー交換の基本と手続き
上記の設定や対策を試しても、バッテリーの持続時間が極端に短くなった場合、物理的な寿命を迎えた可能性があります。
- ユーザー自身での交換: Switch 2のバッテリーは、ユーザー自身で容易に交換できる構造になっていません。分解は保証の対象外となるため、絶対に避けてください。
- 交換依頼先: バッテリー交換を希望する場合、任天堂公式サイトを通じて任天堂サービスセンターに本体を送付する必要があります。
- 交換時期の目安: 購入から2~3年が経過し、新品時の約半分以下の持続時間になった場合が、交換を検討する目安となります。
まとめ
Switch 2のバッテリー寿命を長持ちさせるための対策は、設定や充電方法の少しの工夫で実現できます。
- ドック派は90%充電停止をONに。
- 携帯モード派は画面輝度を下げ、節電優先モードを活用。
- 充電は純正品または22.5W以上のUSB-C PD対応品を使用。
補足: 長期間使用しない場合でも、バッテリー残量50%程度で保管し、高温多湿な場所での放置は避けることが、リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばすための鉄則です。
これらの対策を継続することで、大切なSwitch 2を長く快適に使い続けることができるでしょう。





